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「大学と地域」(全学必修科目)で三反園鹿児島県知事が講義しました

[記事掲載日:18.08.06]

 鹿児島大学は、7月31日、全学必修科目(すべての学部生にとって卒業要件)である「大学と地域」に、三反園訓鹿児島県知事を講師として招き、『生まれてよかった 住んでよかった鹿児島づくり』と題して講義を実施しました。
 本科目「大学と地域」(新1年生全員に受講を義務づけた全学必修科目)は、(1)論理的思考力等の醸成、(2)地域貢献意欲を持った人材の養成、(3)地域志向マインドの醸成に必要な、地域の特性、優位性、発展可能性の理解を促進、(4)上記(1)~(3)を通して地元への就職意欲の増進を目的としています。
講義は、10分野の科目のうち「農業」と「まちおこし・教育」を選択している学生の講義室で行われ、残り8分野を選択しているほかの学生にはインターネットで配信され、約1,000名が受講しました。
 講義に先立ち、前田芳實学長から三反園知事に感謝の意が述べられました。
 講義では、三反園知事から「子育て支援」や「高齢者支援の重要性」語られました。学生たちは熱心に聞き入っていました。
 質疑応答では、学生から、若者層の鹿児島県内へ就職支援に関することや観光者向けの電子マネーの導入について、知事へ質問がありました。
 今回の講義は、昨年度から地域人材の育成や地元就職率向上の取組を促進するため開講する「地域人材育成プラットフォーム」の基盤科目となっており、今後の学習成果の向上に繋がる機会となりました。
(写真上:前田学長からの挨拶)
(写真中:講義する三反園知事)
(写真下:講義の様子)

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