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鹿大生が町内会の活性化にひと役-法政策論・行政法務論ゼミ

[記事掲載日:19.01.18]

町内会の活性化に向けて鹿大生が一役買っています。
 町内会は、地域の防災や安全そしてコミュ二ティの運営に大きな役割を果たしています。にかかわらず、活動の担い手の高齢化、加入率の低下、役員のなり手不足などその団体の運営に大きな課題をかかえ、消滅の危機にある団体さえあります。鹿児島市内の町内会も例外ではありません。
 このため、鹿児島市は、特に若者を中心とした町内会への加入や行事へ参加の促進を図ることにより、町内会を活性化することを目的として一昨年度から「町内会パワーアップ事業」を実施しています。
 今回3年度目となるこの事業では、まず、鹿児島市が町内会のかかえる課題解決に一役買ってくれる学生を募集します。募集に応じた学生は、町内会での活動に実際に参加し、その役員などから町内会の現状を伺ったうえで、ワークショップを実施します。そして、最終的に、学生が、若者の加入率の向上や行事への参加の促進など町内会がかかえる課題に対して具体的提言を行うものです。
 法文学部法政策学科の法政策論・行政法務論ゼミでは、この事業が始まって以来ゼミ活動の一環として参加し、提言を行っています。今年度は、ゼミ長の児島優香さんがとりまとめ役となり、3年ゼミ生が参加しています。この事業への参加は、ゼミ生にとって地域コミュニニティを理解するうえで、貴重な機会となっています。
 既にゼミ生は、昨年、市内の広木町内会、小原町内会に赴き、清掃活動やクリスマス会などのイベントに参加し、役員や地域との方々と現実の交流を通じて、具体的な問題点を把握し、提言に向けたワークショップを行っています。
 参加学生は、1月末の最終提言に向けて、鹿児島市の町内会の活性化に少しでも有効かつ効果的で実行可能な提言をしようと、意欲を燃やしています。
(写真上: 左から児島優香さん、大野朱莉さん)
(写真中上:右から吉松拓也さん、梅木駿一さん、黒田昌也さん)
(写真下2枚:ワークショップの様子)
※写真は、平成31年1月8日に鹿児島市役所で開催されたワークショップの様子です。

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