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教育学部絵画ゼミが「TOU展、」を市立美術館で開催

[記事掲載日:19.03.04]

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 教育学部美術専修絵画ゼミ(指導教員:桶田 洋明 教育学部教授)による「TOU展、」が、2月26日~3月3日まで、鹿児島市立美術館で開催されました。「TOU展、」は「とうてん」と読み、文の切れ目を示す「読点」が由来です。第1回を開催した当時の学生が、卒業および修了に向けて区切りをつけるという意味を込めた名称を現在も引き継ぎ、今回で15回目の開催となりました。

 展示したのは、絵画ゼミに所属する学部2・3年生、院1年生および桶田教授の作品です。油彩画や木炭画をはじめ、顔料に卵を混ぜて制作するテンペラ画、漆喰に描くフレスコ画など、およそ60点の作品を展示しました。第65回記念県美展で鹿児島県美術協会賞を受賞した堀之内 聖さん(教育学研究科1年)の作品「明日への座標」も展示しました。

 開催中は学生が受付を行い、訪れた一般の方々の案内や、取材等にも対応しました。加治木 彩音さん(教育学研究科1年)は、開催中、「自分の表現に適しているものは何なのかを模索しながら制作しています。ぜひ多くの方にご覧いただき、皆さんの反応を知りたいと思っています。」と話していました。

 
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加治木 彩音さん(教育学研究科1年)の作品。左から"「可愛いよ」と言ってⅠ~Ⅳ”
「モチーフ、技法、色の組み合わせなど、新しいものを取り入れ、自分の表現にあうものを模索しています。」
 
 
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久冨木 光さん(教育学部2年)の作品(左2枚)。手前は友人をモデルに描いた”休憩”
「最初は違うものを描いていましたが、途中でキャンバスを塗りつぶし、この絵を描き直しました。」
久冨木さんは、展示会のポスターとポストカードのデザインも担当しています。
 
 
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漆喰に描くフレスコ画。「乾いてしまわないうちに仕上げないといけないので、時間との戦いです(久冨木さん)。」


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正確な描写を目指す木炭画
 
 
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