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「大学と地域」で佐野 輝学長が講義を行いました

[記事掲載日:19.04.11]

 4月9日、初年次学生向けの全学必修科目(すべての学部生にとって卒業要件)「大学と地域」で、4月に鹿児島大学長に就任した佐野 輝学長が第一回目の講師として登壇し、講義を行いました。
 本科目「大学と地域」は、1年生全員に受講が義務づけられた全学必修科目です。(1)論理的思考力等の醸成、(2)地域貢献意欲を持った人材の養成、(3)地域志向マインドの醸成に必要な地域特性や優位性、発展可能性の理解を促進、(4)上記(1)~(3)を通して地元への就職意欲を増進することを目的としています。
 今回の講義は、「大学と地域」が展開する7テーマのうち「教育」「医療」を選択している学生の講義室で行われ、その他の講義室には、インターネットを利用した授業収録・配信システムによって中継され、約1,100名の学生が同時に受講しました。
 講義の冒頭、佐野学長は、鹿児島の多様な自然や産業、工芸等の技術を紹介しました。その後、かつて薩摩藩が輩出した島津 斉彬、西郷 隆盛、大久保 利通など、明治維新と日本の近代化に重要な役割を果たした人材について触れ、世界に誇れる特色を持つ鹿児島の地でこれから学ぶ新入生を激励しました。
 また、本学の「UCL稲盛留学生制度」等の海外留学支援制度の説明があり、「本学の様々な留学支援制度を大いに活用し、我が国をリードするような人物となって欲しい」と語りました。
 講義後、学生から提出された受講カードには、「他県から入学しているので、学生生活を通して鹿児島についてもっと知りたいと思った。」、「鹿児島には、火山、生物、南西諸島などたくさんの魅力があることを改めて実感できた。これから大学で、この講義を通して地域の特色をよく理解し、将来、地域に貢献できるような人材になっていきたいと思う。」等のコメントがありました。今回の講義は、学生にとって、今後の学習意欲を向上させる機会となったようです。
 今後も「大学と地域」では、様々なフィールドで活躍する方を講師としてお招きする予定です。

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講義を行う佐野 輝学長

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講義の様子