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「大学と地域」(全学必修科目)で三反園鹿児島県知事が講義しました

[記事掲載日:19.04.26]

 4月23日、初年次学生向けの全学必修科目(すべての学部生にとって卒業要件)「大学と地域」に、三反園鹿児島県知事を講師として招き、『「鹿児島だから幸せ」を実感できる社会に ~生まれてよかった 住んでよかった鹿児島づくり~』と題して講義を実施しました。
 本科目「大学と地域」は、1年生全員に受講が義務づけられた全学必修科目です。(1)論理的思考力等の醸成、(2)地域貢献意欲を持った人材の養成、(3)地域志向マインドの醸成に必要な地域特性や優位性、発展可能性の理解を促進、(4)上記(1)~(3)を通して地元への就職意欲を増進することを目的としています。
 今回の講義は、「大学と地域」が展開する7テーマのうち「教育」と「医療」を選択している学生の講義室で行われ、その他の講義室には、インターネットを利用した授業収録・配信システムによって中継され、約1,100名の学生が同時に受講しました。
 講義に先立ち、佐野学長から三反園知事に感謝の意が述べられました。
 講義では、三反園知事から「子育て支援」、「高齢者支援」、「観光・農林水産業・人材確保などの積極的な展開」等について語られ、学生たちは熱心に聞き入っていました。
 質疑応答では、学生から、「ドルフィンポートの跡地利用」、「マリンポートからの交通手段」、「外国から来た人のための交通機関の整備」、「鹿児島県が行っている被災地支援」、「大学生に求めること」について、知事へ質問がありました。
 この科目は、地域人材の育成や地元就職率向上の取り組みを促進するため、2017年度に全学的な取り組みとして開設された「地域人材育成プラットフォーム」の基盤科目ともなっています。今回の講義は、今後の学習成果の向上に繋がる機会となりました。

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講義する三反園知事

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講義の様子