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鹿児島市主催「桜島火山爆発総合防災訓練」に学生が参加

[記事掲載日:20.01.15]

鹿児島市主催「桜島火山爆発総合防災訓練」に鹿児島大学生23名が参加しました!
 
 1月11日、鹿児島市が主催する「第50回桜島火山爆発総合防災訓練」に、本学の学生23名が参加し、市職員業務の支援及び本学展示ブースでのポスター発表等を行いました。
 
 この訓練は、大正3年(1914年)1月12日の桜島大正噴火を踏まえた教訓を伝承するとともに、住民の火山防災の意識啓発及び防災関係機関等との連携強化を図るため、毎年鹿児島市が実施しているもの。50回目の節目を迎える今年、鹿児島市の職員や警察・消防などおよそ5,000人が参加しての大規模な訓練となりました。
 
 市職員業務の支援については、午前7時に鹿児島市庁舎に学生15名が集合して、桜島で活動する市職員が乗車する車両10台に分かれて乗り込み、それぞれの箇所で安全管理・交通整理・写真撮影等を行いました。また、午前9時に天保山中学校に集合した学生8名は、午後に行われる展示訓練会場・避難所運営訓練会場の設営を手伝いました。そして、桜島で市職員業務の支援をしていた学生15名が12時過ぎに天保山中学校に到着すると、本学展示ブースにて、共通教育科目「防災フィールドワーク(岩船教授担当)」の成果発表(受講生19名)と法文学部「生涯発達心理学ゼミ(安部教授担当)」の研究成果発表(学生4名)を行い、視察に訪れていた防災行政実務担当者や桜島住民などと交流しました。
 
 来年度から実施時期が異なる可能性が高いものの、次回も「桜島火山爆発総合防災訓練」に鹿児島大学として参画し、防災行政業務の一端を本学学生が体験できる「実践の場」を設ける予定です。
 
 
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鹿児島市庁舎別館に集合し待機する参加学生ら(7:10am)
 

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「海上輸送」班の支援を担当する学生(中央2名)
 
 
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「黒神口・野尻港」班に荷物を搬送する学生(左1名)
 
 
 
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午後、天保山中学校にて
ポスター発表で防災行政実務者等と交流する様子
 
 
 
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「生涯発達心理学ゼミ」の3・4年生の学生。
3つのポスター発表を行いました
 
 
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「避難所運営訓練(岩船教授担当)」と「閉会式(189団体参加)」の様子