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鹿児島市主催「桜島火山爆発総合防災訓練」に学生10名が参加(共通教育)

[21.01.12]

 1月9日、鹿児島市が主催する「第51回桜島火山爆発総合防災訓練-避難所運営・展示訓練」に、本学の学生が参加し、桜島での防災研究発表等を通じて、防災関係機関関係者や城西中学校生徒等と意見交換を行いました。

 訓練に参加したのは、共通教育科目「防災フィールドワーク(岩船 昌起教授・安部 幸志教授担当)」を受講する学生のうち10名です。

 

 この訓練は、11月14日に実施された訓練の2回目となるもので、今回は鹿児島市街地側での「避難所運営・展示訓練」に参加。前日から全国的に冷え込み、大雪警報が発表された場合は中止となる可能性もありましたが、当日は晴天に恵まれ、雪が残る中、学生たちは桜島防災研究のポスター発表を行うとともに、他防災関係機関の展示に学び、鹿児島市職員の業務も補助しました。

 
 学生が設置した「鹿児島大学」ブースには、鹿児島市長・副市長を始めとする市職員、防災関係機関関係者、城西中学校の生徒等が次々に訪れました。聞き手に応じて内容を微妙に変えつつ、1分前後で簡潔に説明するトレーニングが自然と繰り返され、学生のプレゼンテーション能力も格段に高まった様子です。
 
 
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午前9:00の気温は1℃。ポスター発表パネルを設置する学生の足元には雪が残る
 
 
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鹿児島大学ブースを訪れた下鶴 隆央鹿児島市長
 
 
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ブースを訪れた中学生に説明を行う学生
 
 
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「総合受付Ⅳ」の業務を担当。検温、チラシとカイロの配布等を行った
 
 
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防災機関関係者(九州電力)に説明する学生
 
 
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「フレンズFM762/鹿児島シティFM」の取材を受ける学生
 
 
 
 学生は、授業で取り組んだグループ研究の成果(12月26日発表済)を、桜島火山防災の実務を担う関係者等にも知ってほしいという強い意思を持ち、「訓練開催日から遡って2週間の行動を節制して健康観察に努める」等の新型コロナウイルス感染症防止対策をそれぞれが実践しつつ、本訓練に臨みました。
 
 参加した福井 来美さん(工学部1年)は、訓練終了後、「新型コロナウイルス感染症予防のために、大学では遠隔授業ばかりで、人と直接会える授業がありませんでした。この『防災フィールドワーク』では、厳しい条件(2週間自己隔離的な生活後に訓練に参加可能等)がありましたが、外に出て、実践的な活動ができて、とても嬉しかったです」と話しました。
 また、防災教育が専門で、担当責任教員の岩船 昌起教授は、今回の『避難所運営・展示訓練』について、「保健所等も含めた鹿児島市主催で、新型コロナウイルス感染症に十二分に配慮して行われたものであり、参加を希望する学生にもより厳しい条件を課して、予防に努めてもらいました。防災実務者等との顔の見える人間関係ができることによって、取り組みに対する学生の本気度が増し、『ICTを用いた避難者確認方法の検討』等、市危機管理課や県議会議員等も注目する成果も生み出されました。今後も、未来を担う学生をできる限り現場に連れて行く場を設けたい」と話しています。
 
 本訓練は、新型コロナウイルス感染防止のために一般見学を中止する等して、例年より規模を縮小したものの、桜島住民や鹿児島市職員・消防・警察・自衛隊・救急医療関係者・城西中学校生徒等 約1,000名が参加しました。
 
 なお、2月には鹿児島地方気象台がに実施する「大雨ワークショップ」に参加予定です。
 
 
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参加学生10名と安部 幸志教授(法文学部)
※マスクを一時的に外して撮影しました。(岩船 教授撮影)
 
 
学生によるポスター発表(4題)
  • 「桜島来訪外国人の避難情報入手方法と支援」大土 橋蛍(工学部2年)、尾崎 広実(法文学部3年)
  • 「桜島火山爆発時のICT(情報通信技術)を用いた避難者確認方法の検討」森 貴規(法文学部3年)、川越 日香里(法文学部1年)、今村 幸平(工学部1年)
  • 「防災無線で情報を発信するまでのプロセス-」田中 翔万(法文学部3年)、永田 悠果(法文学部3年)、片岡 蒼(理学部1年)、福井 来未(工学部1年)
  • 「桜島火山爆発発生時避難手段としての市営バスの活用」久田 方輝(工学部2年)

第51回桜島火山爆発総合防災訓練(鹿児島市HP)