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【法文学部】4年間の「大学生少年サポーター」活動をたたえ、学生が県警から感謝状

[記事掲載日:21.03.26]

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 「大学生少年サポーター」として4年間の活動を終えた法文学部4年の三角 菜々美さんが、鹿児島県警から3月17日、感謝状を贈られました。

 

 「大学生少年サポーター」は、学習支援や防犯教育、スポーツ活動等を通し、学校等になじめない少年らを支援する鹿児島県警のボランティアです。三角さんは、入学後すぐに本学のボランティア支援センターを通じて応募。1年の任期でしたが、活動内容に魅力を感じ、その後4年間継続しました。今回、これまでの活動がたたえられ、約30名いる大学生サポーターの中から三角さんが感謝状を贈呈されました。

 月に2回、サポーター活動と定例会に参加し、県内の学校や施設等で防犯教育のために紙芝居を読んだり、子どもの学習指導にあたる等してきた三角さん。最初の頃は少年らとコミュニケーションを取るのが難しかったそうですが、「サポーターの先輩方に話を聞き、少年としっかり話をしていくうちに信頼関係が築けた。仲良くなった子が現在高校生になり、大学に行きたいと話してくれる。文理選択の相談に乗っています」と笑顔。印象に残っているのは、「長く学習支援にあたっていた子が、高校に合格したこと」といいます。

 

 最後の1年間は、コロナ禍で思うようにサポーター活動ができないこともあったそうですが、そのような中でも、卓球やボルダリング等のスポーツを通して少年らと交流を続けたそうです。三角さんの明るく朗らかな人柄に、子どもたちも元気をもらえたことでしょう。三角さんの4年間の素晴らしい活動に敬意を表します。

 

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贈呈された感謝状と記念品

 

 

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法文学部では刑法ゼミに所属していた三角さん。

「学生のうちにできることをたくさんして欲しいです」と後輩の皆さんへメッセージをいただきました。

 

 三角さん、本当にお疲れさまでした!卒業後も益々ご活躍されることをお祈りします!