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医学部の学生が柔道の「第17回KOBE自他共栄CUP」レポート部門で最優秀賞を受賞

[記事掲載日:21.04.13]

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上田 怜さん(医学部医学科4年)
 
 学生柔道大会「第17回KOBE自他共栄CUP」において、医学部医学科4年で柔道部に所属する上田 怜さんが、自他共栄賞「最優秀賞」を受賞しました。
 「KOBE自他共栄CUP」は、「自他共栄」の理念を掲げて2005年から開催されている学生柔道大会(神戸新聞社など主催)ですが、新型コロナウイルスの影響で昨年度・今年度は試合競技を中止。ただし自他共栄に関する標語を募集する標語コンクールと、自他共栄に関するレポートを募集する「自他共栄賞」は例年通り実施され、上田さんはこのレポート部門において最優秀賞を受賞しました。
 
 「柔道が自分を人間として成長させてくれた。」と話す上田さんは3歳から柔道を始め、今日まで柔道一筋。レポートのテーマは「コロナ禍に思う『柔道と自他共栄』」で、執筆時はテスト期間中で時間が取れなかったものの、書きたいことが頭にすぐ浮かび、短時間で仕上げたそうです。
 レポートでは、コロナ禍で医学を学ぶことへの思いを、

100年に一度の全世界を巻き込んだ疫病である新型コロナウイルスが蔓延する世の中で医学を学び、これから生きる人々を支える医療を担う人間を目指すことは何かの宿命なのではないかと感じざるをえません。

と表現。昨年1年間は、実習が減り、部活も中止となり、友人とコミュニケーションが取れずストレスを感じることもあったそうですが、柔道を続けている自身が、図らずも、コロナ禍で医学を学んでいるという巡り合わせを胸に刻み、「こういう経験ができることは貴重。今年は8月末に柔道大会の九州予選、9月に医学部共用試験(CBT)がある。部活も実習もどちらも再開されたので頑張りたい」と意気込みを語りました。
 
 
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「受賞は驚きだった。」と語る上田さん。
「書いたものが評価してもらえたのは嬉しい」と喜びのコメント。
 
 最後に後輩の皆さんへのメッセージをいただきました。
 
上田さん:自分が受賞できたのもずっと柔道を続けてきたから。何か一つでも継続しているというのは人としての強みになると思う。こういう辛い状況ではありますが、続けることが大事です!
 
 上田さん、おめでとうございます。
 今年は柔道に勉強に思いっきり取組んで、目指せ一本!頑張って下さい!
 
 
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この日は約一年ぶりに部活が再開された
 
 
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柔道部顧問の與儀 幸朝講師(教育学部)と
 
 

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