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【理工学】公益財団法人かぎん文化財団賞を受賞

[記事掲載日:21.12.09]

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 産学・地域共創センター客員准教授で理工学研究科総合理工学専攻 博士後期課程2年牧野暁世さんが、2021年かぎん文化財団賞を受賞しました。
 
 牧野さんは、色彩を通じた地域ブランディングの教育・研究および地域貢献活動に従事し、鹿児島県らしさを表現するための「かごんまの色®」と命名した18色からなるカラーセットを開発。各カラーには地域の人々から聞き取った昔話や、郷土の歌などからヒントを得て作成したカラーストーリーが添えられています。
 
 今回の受賞は、こういった地域に根差した活動により文化の発展と向上が評価されたもので、牧野さんは「この『かごんまの色®』がもっともっと多くの人に愛され、”色”というツールを使って地域がひとつになるような仕組みづくり、持続可能な地域づくりを目指したい」と、また、「大学間学術交流協定校でもある台湾の国立高雄科技大学におけるプロジェクトも推進していきたい」と今後の抱負を語りました。
 
 
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今後も文化を守る研究を続けたいと牧野さん
(着用しているのは、産学官で開発中の本場大島紬のマスク)
 
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「かごんまの色®」の活用事例とリーフレット
 
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産学・地域共創センター棟の壁やドアなどにも利用されております
 
 
 
他にもいろいろなところで活用されております。活用事例はこちら
※「かごんまの色」は鹿児島大学の登録商標