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地域密着型パイロット人財創出プログラムの1期生が決定しました

[記事掲載日:21.12.08]

 
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 この度、地域密着型パイロット人財創出プログラムにおける、第1期生が決定しました。
 同プログラムは、本学、日本航空株式会社(JAL)、日本エアコミューター株式会社(JAC)の3者による連携協力協定に基づくものです。鹿児島県を中心とした地域航空を永続的・安定的に支えていくため、パイロットを目指す人財の裾野の拡大・発掘・育成を目的としています。
 
 2021年3月1日から約2週間のインターンシップ「飛行操縦体験SKYCAMPプログラム」(以下「SKYCAMP」)に参加した7名の学生のうち、JACからの条件付き内定が付与されるのは2名。本学、JAC、JALでの審査を経て、エアラインパイロットに資する人財として、立山 陸さん(工学部機械工学科4年)、奥 紘輔さん(大学院理工学研究科 工学専攻2年)が1期生として選出、条件付き内定が付与されました。2名は、本学を卒業または大学院修了後、本学、JAC、JALより訓練資金の支援を受け、養成機関である崇城大学の研究生として2年間、パイロットに必要な知識・技能・資格の修得を行います。
 
 立山さん、奥さんお二人の今後の活躍を祈念します。
 

【1期生へのインタビュー】
 空の道への新しい一歩を踏み出した、1期生お二人のコメントをご紹介します。
 
立山さん
 
Q:SKYCAMPに参加したきっかけは何ですか?
A:パイロットになりたいという夢がありました。私は奄美出身で、小さい頃から搭乗していたエアラインでしたので、喜んで参加しました。
 
Q:1期生としての選出、おめでとうございます。選出の連絡を受けた時、どのような気持ちでしたか?
A:その瞬間は、パイロットとしてのスタートラインに立てたという嬉しさがこみ上げてきたのですが、今後地元のために貢献できるということが何よりも嬉しく感じています。
 
Q:今後の目標はありますか?
A:毎日飛行機が飛んでいることは、どこか当たり前に感じますが、その当たり前はパイロットが支えています。それができるのは、「パイロットにとっての当たり前」があってこそなんだと思います。これからは私も、「パイロットにとっての当たり前」を学んでいきたいです。
 
Q:SKYCAMPに興味のある、後輩たちへメッセージをお願いします。
A:パイロットの仕事を体験できるということもありますが、初めての体験をチーム全員で乗り越えて行く経験ができるのも大きな魅力です。後輩の皆さんにも、それをSKYCAMPでぜひ勉強してほしいなと思います。
 
奥さん
 
Q:SKYCAMPに参加したきっかけは何ですか?
A:元々パイロットになりたくて、ずっとそのための道を探していました。そのような中で、生まれ育った鹿児島や一時期生活していた奄美の場で活躍できる道としてSKYCAMPが始まって、びっくりしつつも喜んで参加しました。
 
Q:1期生としての選出、おめでとうございます。選出の連絡を受けた時、どのような気持ちでしたか?
A:嬉しくて、最初は信じられませんでした。SKYCAMPの1期生として、これから選出される2期生、3期生の後輩たちの先頭に立てるよう、責任感をもってやり遂げたいです。
 
Q:今後の目標はありますか?
A:パイロットになるには、まだまだ知識が足りていません。私の理想である、どんな状況になっても迅速に対応し、お客様を必ず安全に送り届けることのできるパイロットになれるよう沢山学びたいです。
 
Q:SKYCAMPに興味のある、後輩たちへメッセージをお願いします。
A:SKYCAMPは、鹿児島大学から地域に貢献するパイロットになれる可能性のある、とても貴重なチャンスです。迷っている人も、参加することで自分の新しい道が見えるかもしれません。気になっている方はぜひチャレンジしてほしいと思います。