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【国際】台湾国立中央大学との地域創成を共に考える研究発表会を開催

[記事掲載日:21.11.29]

 台湾国立中央大学(NCU)の地域創成プロジェクトの一環として同大学と鹿児島大学グローバルセンター森田豊子特任准教授が担当する共通教育科目「鹿児島から見た台湾の歴史と地域を学ぶ」との間でCOIL(オンライン国際協働学習)を行い、11月25日に研究発表会が行われました。この授業では、複数の学部から集まった学生7名とNCUの学生8名が混成で3つのグループを作り、Google Meetでつないで口頭発表および英語レポートを作成しました。
 
 各班では1)小学校で地域を学ぶプロクラムを実施すること、2)地域ならではの特産物の販売方法について、3)台湾屏東地域のカカオと鹿児島島嶼地域の黒糖を利用した新商品開発についての発表がありました。台湾に関する事前学習に続き、10月12日の森田准教授による講義および自己紹介とオリエンテーション、11月1日の中間発表を経て、25日の発表会を迎えました。その間、学生たちはグループごとにオンラインツールを駆使して英語を使用して協働でプレゼンテーションを作り上げてきました。研究会当日には事前に郵送されたお互いの地域の特産品を使ったお菓子などの披露も行われました。自分たちにとってあたり前の「地域」の現状を英語で海外の学生に伝える必要があり、学生たちにとってこれまでにない経験ができました。
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