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附属図書館桜ヶ丘分館リニューアルオープン式典を実施
[記事掲載日:22.07.01]
テープカットの様子
6月30日、附属図書館桜ヶ丘分館リニューアルオープン式典を実施しました。
同館は昭和52年に建築され、医学・歯学・保健学を中心とした教育・研究・診療活動に必要な資料を備え、利用者の皆様へ学術情報を提供するとともに、情報ネットワークに対応した学習環境を提供し、地域医療を支える人材育成を支援してきました。築40年を迎えた現在では、建物自体の経年劣化が進んできたこと、また少人数グループでのアクティブ・ラーニングの推進が求められていることなどから、改修が行われる運びとなりました。
1階にはアクティブな空間として、ラーニングコモンズとグループ学習室を、2階には開架閲覧室の窓側に学修・閲覧用カウンターを、3階にはセミナールームを整備し、個人やグループでの多様な学びのスタイルに対応できるようになりました。加えて、エレベーターやスロープの新設によりバリアフリーが図られ、省エネ機器の採用による維持管理コストの低減にも配慮しました。
式典の中で、佐野 輝学長は「生まれ変わった桜ヶ丘分館が、地域社会の要請に応えうる研究者や高度専門職者、良き医療人を育成し、医学・医療の発展ならびに地域包括医療の向上に寄与していく場となってほしい。」と挨拶をしました。井戸 章雄医歯学総合研究科長による桜ヶ丘地区代表挨拶の後、学生を代表し、石原田 百恵里さん(医学部医学科5年)、吉永 莉音さん(歯学部2年)の2名が挨拶をしました。石原田さんは「大学生の学修は、一人で自学自習するだけでなく、同級生と共に知識を深め合いながら学修することが大切だと痛感している。桜ヶ丘分館がアクティブラーニングの場となることに期待している。」、吉永さんは「歯学部の講義では、グループ活動の機会が多くある。桜ヶ丘分館の素晴らしい設備を最大限活用したい。」と学修への思いや意気込みを話しました。
佐野学長による挨拶
石原田さんによる学生代表挨拶
吉永さんによる学生代表挨拶
続いて、岩井 久理事(企画・社会連携担当)による謝辞の後、テープカットを行いました。
新しい桜ヶ丘分館が、学生らの積極的な学びへと繋がり、医歯学教育のさらなる発展に寄与することが期待されます。
1階:ガラスのパーテーションで区切られた開放的なグループ学習室
外観:スロープの設置によるバリアフリー化
記念撮影