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【キャリア】就職支援ガイダンス「インターンシップ活用法と業界・企業研究」を開催

[記事掲載日:23.04.21]

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 4月19日、キャリア形成支援センターでは、就職支援ガイダンス「インターンシップ活用法と業界・企業研究」を開催し、学部生75名、大学院生13名、計88名の学生が参加しました。

 講座はインターンシップ参加の検討にあたり、①自分が置かれている環境を理解する ②自己課題に気付く ③様々な情報の取得手段があることを知る ④何から始めるか自分で決める の4つのテーマでキャリア形成支援課の職員からお話しさせていただきました。

 まずは、Society5.0の社会について今回のガイダンス開催に先立ち内閣府より提供された動画を視聴し、変化する環境やこれからの社会で求められる人材について説明をおこないました。学生は、Society5.0の社会、人生100年時代の社会を踏まえ、現時点で習得している社会人基礎力の自己チェックを行い、強み・弱みを学生同士で共有しました。積極的に周りと意見交換を行い他者とも比較することで、自己課題にも気付き、今後の行動目標やインターンシップ参加の動機を高めている様子でした。
 次に、業界や企業研究の方法について、企業データや採用情報の収集だけでなく、業界の特徴を抑えたビジネス構造・ビジネスモデルの把握がポイントであることを説明しました。その業界にとっての機会と脅威、利用者が何にお金を出しているか、事業者はどのようにお金を回しているかの把握を進めることが企業分析です。「何を」提供するビジネスなのか、「誰に」対する事業なのか、「誰が」運営する事業なのかという3点を考えることで、より業界・企業理解が深まっていくことを解説しました。参加学生には、ビジネスモデルが作成できるワークシートを配布し、これから企業研究をする際に役立てて欲しいと案内しました。

 このように仕事の仕方や事業への関わり方を理解することは、先々のミスマッチを防ぐことにつながります。また、インターンシップを活用することで、自分自身がその仕事に就くために必要な能力が備わっているか、環境に適応できるかを見極めることができるとお話しさせていただきました。
 参加した学生からは、「自分の将来についてしっかりと考えていくことの必要性を感じた」「焦る気持ちも芽生えたので次は具体的な行動に移していきたい」という前向きな声が聞かれました。

 キャリア形成支援センターでは、学年問わずに全学生に対してのキャリア支援を行っていますので、今後も積極的にセンターをご活用ください。



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ガイダンスの様子



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投影されたスライドの様子



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投影風景