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【教育学部】ドイツ・フェヒタ大学長が表敬訪問

[記事掲載日:23.04.28]

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 4月10日、ドイツのフェヒタ大学のベリーナ・ピーツナー学長(教授・化学教育)が来日し、郡山千早 国際交流担当副学長、有倉巳幸 教育学部長を表敬訪問しました。

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(左から)郡山副学長、ピーツナー学長、有倉学部長、内ノ倉准教授

 フェヒタ大学は、キリスト教会教師を養成する学校を前身とする、北ドイツにある大学であり、現在は初等学校・中等学校の教員の養成を中核としています。大学の所在する地域は、農業や畜産業が盛んである一方で、人口減少や高齢化の影響を受けて、地域の活性化や持続可能な社会の形成が直近の課題となっています。歴史的・文化的な背景こそ異なるものの、鹿児島県の地域特性やそこで抱える課題との共通性も高いようです。

 懇談では、今後のフェヒタ大学と鹿児島大学の学術交流に関する期待と展望が話し合われ、その後、ピーツナー学長と教育学部の教員6名と日本・ドイツの教員養成の課題に関する意見交換が行われました。4月12日には、ピーツナー学長は、教育学部や教育学研究科の授業に参加し、ドイツの学校教育に関する特別セミナーを行い、受講生とも交流する機会も持ちました。

 今後、フェヒタ大学と鹿児島大学教育学部の教員が協働して、持続可能な社会の形成を支える教育の在り方、特に、質の高い教師の育成に向けた教育研究プロジェクトに取り組みます。当該の教育研究プロジェクトの第一段階として、11月中旬に、フェヒタ大学から教員養成を担当する教授らが、鹿児島を訪問し、県内の小学校・中学校を視察して、教育学部教員との協同セミナーを開催する予定です。

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記念品の贈呈



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懇談の様子



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記念撮影



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講義の様子①



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講義の様子②