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【島嶼研】JSPS研究拠点形成事業・野外実習プログラムを鹿児島市・奄美大島で開催

[記事掲載日:23.12.07]

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 JSPS研究拠点形成事業の一環として野外実習プログラムを、鹿児島大学、フィリピン・フィリピン大学ビサヤ校、マレーシア・サバ大学、インドネシア・パティムラ大学の大学院生・若手研究者、そして教員の17名が参加し、11月8日から13日に鹿児島市と奄美大島において開催しました。

 この野外実習プログラムは、生物と社会・文化の多様性の高さが注目されている鹿児島、特に世界自然遺産登録地である奄美大島において施設見学、関連する講義と野外実習の受講、そしてアジアのおける島嶼研究ネットワーク形成を目的に行いました。また、奄美大島においては地元の大島高校生との交流も行いました。

 国際島嶼教育研究センター(島嶼研)は、令和3年より3年間を対象にJSPS研究拠点形成事業(アジア・アフリカ学術基盤形成型)に採択されました。この事業は、熱帯・亜熱帯アジアを対象に「島における人と自然の『共生』」を目的に、本学と学術交流協定を結んでいる大学(フィリピン・フィリピン大学ビサヤ校、マレーシア・サバ大学、インドネシア・パティムラ大学)とネットワークを形成し、教育研究拠点形成、若手研究者育成、共同研究を推進するものです。

 本事業は特にSDGs4(質の高い教育をみんなに)、14(海の豊かさを守ろう)、15(陸の豊かさを守ろう)、17(パートナーシップで目標を達成しよう)に貢献しています。



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研究担当・井戸理事によるオープニングセレモニーでの開会の辞の様子



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フィリピンの多様性を説明するフィリピン大学・タン准教授



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大学院生と若手研究者による奄美分室での報告会の様子



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奄美大島・名瀬漁業協同組合での魚の競りを見学する様子



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役勝川での固有種リュウキュウアユを観察する様子



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実習修了書を授与された参加者の集合写真