トップページトピックス:教育・学生【理学部】医理工連携研究で理学部生がベストプレゼンテーション賞を受賞

【理学部】医理工連携研究で理学部生がベストプレゼンテーション賞を受賞

[記事掲載日:23.12.18]

  • topics-SDGs-03
  • topics-SDGs-09
  • topics-SDGs-12
  • topics-SDGs-15
  • topics-SDGs-17

 10月28日~30日に千葉大学にて開催された「第67回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会」(参加者約350名)において、理学部4年生の小瀬日奈子さんが「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました。本研究は、大学院理工学研究科理学系(濵田研)とヒトレトロウイルス学共同研究センター・トランスレーショナルメディシン分野(須藤研)との連携研究の成果です。本研究において、鹿児島県肝属郡南大隅町の(株)ボタニカルファクトリーで栽培されているシソ科薬用植物「ホーリーバジル」から新型コロナウイルス (SARS-CoV-2)のメインプロテアーゼの働きを阻害する化合物を発見し、その化学構造を明らかにしました。本研究結果は医薬品開発に加え、地域産業の発展にも寄与できることと期待しています。
 発表内容は以下の通りです。

 発表タイトル:ホーリーバジル (Ocimum tenuiflorum) 由来のSARS-CoV-2 メインプロテアーゼ阻害活性物質の単離・構造決定
 著者名:小瀬日奈子, 須藤正幸, 谷文都, 鬼束聡明, 岡村浩昭, 濵田季之

231218_rigakubu.jpg

( 受賞の様子 )


【関連ページ】濵田研究グループホームぺージはこちら