【キャリア】かごしま課題解決型インターンシップ最終成果資料を公開

[記事掲載日：23.12.27]

　キャリア形成支援センターが主催し、企業・団体・自治体と連携して取り組む、令和５年度「課題解決型インターンシップ/キャリア実習」を夏季休暇期間に開催しました。
　本プログラムの特徴は、最低10日間、現場での就業体験を通じて、それぞれの事業所や地域が抱えている課題の解決に向けた企画・提案を行うインターンシッププログラムです。事前・事後の学習だけでなく、これまでの学修成果や学生生活での経験を実社会で実践することで、社会人基礎力の向上、職場適応力および地域マインドの醸成を目的としています。今年度は、学部1年生から修士1年生まで計74名（うち低学年30名）の学生が28の提示プログラムに取り組み、それぞれの現場で社員の皆様とともに汗を流しました。
　また、学生が企画・提案した内容が実際に受入先で活用された事例が多く見られたのも特徴的な年となりました。

（インターンシップ中の様子）

　実施効果として、インターンシップ参加前は、47％の学生が県外就職を強く検討していましたが、インターンシップ参加後は、14ポイント下がり33％に減少し、参加学生の7割近くが鹿児島で就職することの可能性を示唆しており、インターンシップを通じて意識の変化や視野の広がりを確認することができます。
　また、今年度は学生の参加満足度97％と学生からも高い評価を得ることができました。
　今年度は、22名の地域キャリア・インターンシップ／キャリア実習は、2024年1月31日に開催される、地域人材育成プラットフォーム成果報告会にて、口頭発表およびポスター発表を行います。
　また、54名のかごしま課題解決型インターンシップ／キャリア実習生については、以下より最終成果資料として以下より閲覧することができます。学生が取り組んだ内容をぜひご覧ください。

（画像をクリックするとe-Bookが開きます）

　最後に、本プログラムの開催にご協力いただきました企業、自治体の皆様、および鹿児島商工会議所様に感謝申し上げるとともに、引き続き、本学学生のキャリア教育にご協力賜りますようお願い申し上げます。