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【共通教育】鹿児島市主催「桜島火山爆発総合防災訓練_住民避難訓練」に学生25名が参加
[記事掲載日:23.12.20]
11月11日、鹿児島市が主催する「第54回桜島火山爆発総合防災訓練」に、本学の学生25名が参加し、市職員業務支援を通じて、防災行政業務の一端を実践的に体験しました。
この訓練は、住民の火山防災の意識啓発及び防災関係機関等との連携強化を図るために、大正3(1914)年1月12日の桜島大正噴火を踏まえて、毎年1月12日前後の祝日に開催されてきましたが、令和2年度から11月と1月の2回に分けて実施されています。本学は、平成30(2018)年度に初めて参画し、6年連続で支援し続けています。今回の学生も桜島での全島避難を想定した「住民避難訓練」に、訓練を運営する側として参加しました。
訓練に参加したのは、共通教育科目「防災フィールドワーク(岩船昌起教授・安部幸志教授担当)」の受講生・ゲストの学生・院生25名で、桜島火山防災の現場を体験したいという強い意思のもと、防災行政担当者等が講師を務める集中講義や、桜島をフィールドとしたグループ研究に取り組みながら、訓練参加のための見識を高めました。当日、鹿児島市庁舎に早朝集合した学生は、市職員とともに車両12台に分かれて乗り込み、各所において、業務補助・交通誘導・写真撮影(記録作成)等を行いました。
本訓練は、コロナ禍で規模を縮小した影響が残ったままで、コロナ禍前よりも小さい規模で実施されました。それでも、桜島住民や鹿児島市職員・消防・警察・海保・自衛隊・救急医療関係者等66団体、計約1,700名が参加し大変有意義な訓練となりました。
なお、来年1月13日に鹿児島市街地側で実施予定の「展示訓練・避難所運営訓練」にも参加し、桜島をフィールドとしたグループ研究成果を発表する予定です。
▼活動の様子
( 出発前の鹿児島市役所で鹿児島市職員から指示を受ける様子 )
( 現地災害対策本部で避難訓練での「状況付与」送付箇所を確認(鹿児島市提供) )
( マイクセット運搬などの業務補助 )
( ヘリコプター救助者搬送訓練時に児童の安全管理を補助 )
( 炊き出し(昼食)の運搬等補助 )
( 訓練後の後片付けと清掃 )
( 他機関からの訓練参加者との交流 )
【参加学生(所属・学年)】
小浦 萌華(法文1)、上野 碧依(理1)、正願地 章(理1)、中村 百花(理1)、伊東 千尋(医1)、武石 真鈴(医1)、吉満 鏡華(医1)、荒田 太陽(工1)、畠 尚史(工1)、松永 澪知(工1)、山本 航大(工1)、土谷 晃輝(工2)、寺園 海人(工2)、平島 亮哉(工2)、山口 輝(工2)、吉田 匠太朗(工2)、中原 健志(工4)、岩本 禎子(法文3)、黒木 彩歌(法文3)、西沢 菜乃(法文3)、渡邊 和志(法文3)、山之内 雄大(法文M1)、梶原こころ(理2)、豊嶋美結(工3)、川越 日香里(法文4)