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「焼酎マイスター養成コース」第12期修了式を開催しました

[記事掲載日:24.02.05]

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 1月27日、かごしまルネッサンスアカデミー焼酎マイスター養成コース第12期修了式及び焼酎マイスター認定証授与式がオンラインと併せて開催され、鹿児島県内外(離島含む)・海外からの受講生43名の「焼酎マイスター」が誕生しました。
 本コースは、学校教育法に基づく総時間数60時間以上の教育プログラム「履修証明プログラム」を利用したもので、修了者43名が、9カ月(99時間)にわたり、「焼酎の基礎」「焼酎の商品知識」「焼酎マーケティング」等を学び、焼酎について幅広い知識を習得しました。
 岩井久鹿児島大学理事から、履修証明プログラムの修了を証明する履修証明書が、農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター長玉置尚德教授(オンライン出席の鹿児島県酒造組合・本坊愛一郎副会長の代理)から、酒造組合が認定する焼酎マイスター認定証が修了者代表5名に、それぞれ手渡されました。



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(修了式の様子)



 岩井理事から挨拶の中で、「本アカデミーを修了された皆様方が受講生との人脈を生かし、焼酎文化を有する鹿児島県や地域における価値創造の担い手として今後活躍されることを期待します。」とお祝いの言葉が贈られました。本コースの運営に対しご支援いただいた鹿児島県酒造組合の本坊副会長からは、「鹿児島本格焼酎との関りを持ち続け、活躍されることを心から祈念します。」との激励の言葉が贈られました。 

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(左から 岩井理事 / 本坊副会長)




 また、特定非営利活動法人FBOの大森清隆専務理事兼事務局長とかごしま焼酎マイスターズクラブの鮫島吉廣理事長から「焼酎マイスターとしての役割を遺憾なく発揮し、鹿児島に大きな貢献を果たすことを期待します。」とエールが贈られました。

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(左から 大森専務理事兼事務局長 / 鮫島理事長)



 修了者を代表し、鉤谷豪志(つりたに たけし)氏から、本コースの運営に関わる方々へのお礼と今後の抱負が述べられた後、寺岡行雄農学部長から「正真正銘自他ともに認める焼酎マイスターとなられた皆様には、焼酎の魅力を多くの人に発信し現在需要の落ち込んでいる本格焼酎の販売促進、ひいては鹿児島県の焼酎業界を盛り立てていただきたい。」との祝辞を述べられました。

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(左から 修了者代表の鉤谷氏 / 寺岡農学部長)



 今年度も対面とオンライン受講のハイブリッドとしたこともあり、奄美の黒糖焼酎製造者など離島や鹿児島県外から17名:東京都7名、大阪府2名、宮崎県2名、神奈川県・徳島県・熊本県・沖縄県(各1名)、海外:アメリカ合衆国、台湾(各1名)が修了しました。
 コロナ渦を乗り越え、本年は対面の受講生も増え、製造研修は2回開催することができました。幅広い視点で、焼酎文化と魅力を広く発信出来る人材が数多く誕生したと考えております。「焼酎の語り部」として、今後のさらなる活躍が期待されます。

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(記念撮影)