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【獣医】鹿児島県畜産業におけるGX推進及び産業振興に向けた連携協定を締結

[記事掲載日:24.04.08]

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 令和6年4月2日、鹿児島大学共同獣医学部は、鹿児島県、味の素株式会社、県内畜産関係団体・事業者(8機関)、金融機関(2機関)と「鹿児島県畜産業におけるGX推進及び産業振興に向けた連携協定」を締結しました。
 本協定は、栄養吸収率を高める飼料用アミノ酸を活用して、牛から排出される温室効果ガスの削減及び生産コストの低減・生産性の向上を図ることにより、鹿児島県畜産業におけるGXを推進するとともに、同産業の振興を図ることを目的としたもので、飼料用アミノ酸の給与試験の実施、試験結果の共有・発表及び普及促進、鹿児島県産牛肉・生乳等の付加価値向上による鹿児島県畜産業の振興等に取り組むものです。
 鹿児島県庁で行われた締結式では、趣旨説明、各機関の代表者による協定書への署名に続き、塩田康一鹿児島県知事及び各機関代表者から挨拶があり、遠藤泰之共同獣医学部長からは「本協定に参画できることを非常に光栄に思う。本学部には畜産学に関するエキスパートが多数在籍しており、試験の実施や結果の検証等の学術的なサポートで貢献していきたい」との意気込みが語られました。
 今後、各機関がそれぞれの強みを活かし緊密に連携することにより、本県における畜産業のGX及び産業振興が推進されることが期待されます。

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締結式の様子(後列右端が遠藤共同獣医学部長)