トップページトピックス:教育・学生【キャリアC】「SKYCAMP 1DAY ACADEMY」を初開催

【キャリアC】「SKYCAMP 1DAY ACADEMY」を初開催

[記事掲載日:25.10.03]

  • topics-SDGs-04
  • topics-SDGs-08
  • topics-SDGs-17

20251003skycamp1day004.jpg

 鹿児島大学キャリア形成支援センターでは、日本エアコミューター株式会社(以下、JAC)と共同で、全学年を対象としたキャリア教育プログラム「SKYCAMP 1DAY ACADEMY」を初めて開催しました。霧島市にあるJAC本社にて9月18日と29日の2日間実施し、各回30名、計60名の学生が参加しました。

 当日は、JAC運航企画部補佐役でATR型機副操縦士の三木 康平 氏から、パイロットを志した動機やキャリアの歩みについて講演が行われ、学生たちは航空業界で働くリアルな姿や夢を実現するための努力やその想いに触れました。さらに、小型飛行機の見学やフライトトレーニングデバイス(シミュレーター)体験を通じ、現場の臨場感を味わいました。ワークショップでは、気象条件を踏まえた燃料搭載量の計算に挑戦し、パイロットが実際に行うフライトプラン作成のプロセスを体験。加えて、現役パイロットや他職種の方、SKYCAMP修了生との座談会も行われ、学生たちは自由に質問を投げかけながら交流を深めました。

 参加学生からは、「鹿児島県や離島の方の生活を支えるインフラ維持の必要性を実感した」「パイロットだけでなく業界全体の幅広い仕事を知ることができた」「努力を積み重ねるパイロットの姿に感銘を受け、自身のキャリアを考える契機になった」といった声が寄せられました。また、「普段は入れない施設を見学でき貴重だった」「社内の雰囲気や使命感に触れ、当初の関心が確信に変わった」との感想もあり、学生一人ひとりが自分の未来を具体的に考える契機となりました。


 プログラムを通して学生は、地域航空や離島振興の意義を理解し、航空業界を通じて多様なキャリアを考える貴重な学びの場となりました。同センターは今後もJACをはじめとする地域のパートナーと協働し、学生の可能性を広げ、地域社会に貢献できる人材育成を推進してまいります。



※地域密着型パイロット人財創出プログラム(第Ⅱ期・令和7年度~令和11年度の5ヵ年)




▶ 当日の様子をご紹介します


20251003skycamp1day001.jpg 20251003skycamp1day002.jpg

(写真左)三木氏によるキャリア講話 (写真右)ワークショップ

20251003skycamp1day003.jpg 20251003skycamp1day005.jpg

(写真左)フライトプラン作成 (写真右)SKYCAMP5期生から後輩へのメッセージ