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【理工研】鹿児島工業高等専門学校と高度理工系人材の育成に関する協定を締結
[記事掲載日:25.10.20]
大学院理工学研究科は、10月15日に鹿児島工業高等専門学校(鹿児島高専)で、小山佳一理工学研究科長と上田悦子鹿児島高専校長との間で、教育・研究連携に関する協定を締結しました。本協定に基づき、両機関は学生の学習意欲を高め、地域社会に貢献できる高度な理工系人材を育成するため、教育・学術研究活動を一層推進していきます。
本協定締結の経緯は、令和7年4月に鹿児島大学の井戸学長が鹿児島高専の上田校長を訪問した際に、上田校長より本学理工学研究科との連携に関する要望が示されたことがきっかけで協議が始まり、同年5月に行われた協議で連携案が合意されました。本協定では、本研究科の講義や研究指導を受けることが可能となる制度や、本研究科進学後の博士前期課程・後期課程の柔軟な修了制度の検討など、具体的な連携の方向性が共有され、今回の締結に至りました。
本協定の意義は、教育・研究活動を通じて、両校学生の学修意欲と進路意識を高めるとともに、地域社会に貢献する高度理工系人材の育成を目指す点にあります。特に、鹿児島高専の学生が、本研究科の学びに早期に触れることで、より高度な専門知識と研究能力を身につけ、本研究科進学後の学修を円滑に進めることが期待されます。
本協定締結をもとに、地域の高等教育機関が互いに協力し教育の質を高め合うことで、地域産業を支える人材の育成と学術研究の活性化に寄与することが期待されます。
(協定書に署名をする小山研究科長(左)と上田校長(右))
(協定書を手に固い握手を交わす小山研究科長と上田校長)