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大学院理工学研究科技術部 第35回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:15.02.19]

 大学院理工学研究科技術部は、2月10日に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 この活動は、昨今懸念されている若者の理科離れ解消の一助になればと平成23年度から始めたもので、今回で35回目(今年度第9回)となります。
 今回は西谷山小学校へ出かけ、6年生117人と先生方が参加しました。まず電気についての簡単な説明を行った後、発電体験として「手回し発電」「自転車発電」「温度差発電」の3テーマを、子どもたちが自由に動いて体験する形式で行いました。
 「手回し発電」では、子どもたちが理科の時間に習った手回し発電機を使用し、電球を灯したりモーターを動かしたり、LEDの焼損実験などを行いました。子どもたちは、動かすものによって必要な電圧が違うことや、発電機の数を増やすことで高い電圧が得られることなどを学びました。
 「自転車発電」では、軽自動車の発電機を使って自転車をこいで発電し、ワット数の違う電球を光らせる体験を行いました。映像でしか見たことのなかった自転車発電に、子どもたちは夢中になっていました。
 「温度差発電」では、ペルチェ素子という電気を流すと表裏で吸熱と発熱が起こる半導体素子を使用し、手回し発電機で電気を流し温度差を確認したり、またペルチェ素子に温度差を与えて発電ができる様子を確認したりして、子どもたちは驚きの声をあげていました。
 この日、子どもたちは職員の説明を真剣に聞き、体験では大いに盛り上がり、電気について楽しく学んでいました。
 
(写真上:電気についての説明)
(写真中上:手回し発電)
(写真中下:自転車発電)
(写真下:温度差発電)

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