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ひらめき☆ときめきサイエンス「発見!体感!本物の海藻を見てさわって食べて 「海の森図鑑」をつくろう」を開催
[記事掲載日:15.07.31]
日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンスに採択された公開講座、「発見! 体感!本物の海藻を見てさわって食べて「海の森図鑑」をつくろう」が7月19日と26日の2日間、鹿児島大学水産学部で開催されました。申込者多数のため、抽選で選ばれた小学校5-6年生30名が参加しました。
7月19日は、水産学部の調査研究の中で採取された33種の海藻を用いて、押し葉標本を作成しました。また、身近な海の中に大きな海藻の森があることを学び、コンブやワカメ、アサクサノリ、ヒジキなど、食べられる海藻の生きている姿を観察しました。海藻は形を変えて様々な食品にも用いられて います。フルーツゼリーが海藻からつくられていることを確かめるために、海藻(テングサ)から寒天を抽出してゼリーをつくり、クッキータイムに試食しました。参加者はいつも食べているゼリーが海藻からつくられ ていることを知り、興味深そうに試食していました。
7月26日は、一週間かけて乾燥させた押し葉を台紙にはり、ラベルをはって「学術標本」にしました。標本をクリアーブックに入れて、世界でひとつだけ、 自分だけの「海の森図鑑」をつくりました。また、海藻が光合成する様子を実験で観察しました。科研費の採択テーマにもなっているパルス変調クロロフィル蛍光測定法も用い、参加者は興味深そうに観察していました。
なお、この公開講座は日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス KAKENHI」事業の一環として実施され、今年で4回目の開催となりました。
(写真一枚目:水産学部の調査研究で採集された海藻を観察する子どもたち)
(写真二枚目:海藻押し葉の作成法を説明する寺田准教授)
(写真三枚目:海藻押し葉にラベルを貼る作業)
(写真四枚目:完成した自分だけの「海の森図鑑」を掲げる子どもたち)
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