トップページトピックス学卒者地元定着促進協議会を開催~県内大学等、県、企業団体等、金融機関連携協働による事業スタート~

学卒者地元定着促進協議会を開催~県内大学等、県、企業団体等、金融機関連携協働による事業スタート~

[記事掲載日:15.12.25]

 鹿児島大学では、平成27年度文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択された『食と観光で世界を魅了する「かごしま」の地元定着促進プログラム』に係る「第1回学卒者地元定着促進協議会」が去る12月21日に開催されました。
 同事業は、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生に魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラム改革等の取組を推進することで、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目指したものです。
 同協議会は、COC+大学(*1)である鹿児島大学及びCOC+参加校(*2)の鹿児島県内の大学・短大・高専(7校)のほか、鹿児島県、各企業等団体、金融機関の24機関で構成。初めての会合となった今回は、同事業推進責任者である鹿児島大学の福島誠治産学官連携推進センター長による事業概要説明の後、同協議会要項及び「COC+教育プログラム設置要項」の審議及び平成27年度事業計画の報告が行われました。また、意見交換では、同事業における大学等とその他企業団体等との連携協働の強化、教育プログラム受講学生に発行予定の受講証明書の県内企業等への通用性(インセンティブ)の学生へのアピールや企業におけるインターンシップの拡充の必要性など、活発な意見交換が行われました。
 今後鹿児島大学では、事業協働機関(*3)と協働して様々な取組を通して、本事業において掲げた学卒者の地元就職率の向上など具体的な数値目標の達成を目指すことで地方創生に取り組んでいくこととしております。
 
(*1)COC+大学:COC+に参加する大学・地方公共団体・企業等の取組を取りまとめ、事業実施の中心となる大学であり、事業申請の際に申請者となる大学で、事業責任大学
鹿児島大学
 
(*2)COC+参加校:「事業協働機関」としてCOC+に参加する大学
鹿屋体育大学、鹿児島国際大学、志學館大学、第一工業大学
鹿児島県立短期大学、鹿児島女子短期大学、鹿児島工業高等専門学校
 
(*3)事業協働機関:COC+に参加し、事業に取り組む大学、地方公共団体、企業等
COC+大学、COC+参加校、鹿児島県、 (公財)かごしま産業支援センター、鹿児島県工業技術センター、 鹿児島県大隅加工技術研究センター、(公社)鹿児島県観光連盟、(公社)鹿児島県工業倶楽部、鹿児島県農業協同組合中央会、鹿児島県森林組合連合会、鹿児島県漁業協同組合連合会、鹿児島経済同友会、(株)鹿児島TLO、鹿児島県商工会議所連合会、鹿児島県商工会連合会、鹿児島県中小企業団体中央会、(社福)鹿児島県社会福祉協議会、(株)鹿児島銀行
 
 
(写真:会議の様子)
 

coc.jpg

 

IMG_9762-2.jpg