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大学院理工学研究科技術部 第46回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:16.02.04]

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の46回目(今年度第10回)として、1月29日に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から14人が出向き、中郡小学校6年生の2クラス58人の児童と、先生方が参加しました。テーマは「液体窒素でおもしろ実験」の演示を行った後、「光の万華鏡」「人工イクラ」「色を分けよう」を実施しました。中郡小学校での出前授業は一昨年につづき3回目の開催です。
 今回の出前授業には、鹿児島大学公式マスコットキャラクターの「さっつん」も特別参加し、会場からは「かわいー!」などの声も上がり大いに盛り上がりました。
 
 「液体窒素でおもしろ実験」では、液体窒素に生花・風船・軍手そしてゴムボールを入れてどのような変化をするのか児童に予想させ、その後の実験結果を見て驚いていました。また、体験のコーナーではクラスメイトが花を凍らせる様子や、床を流してすべっていく液体窒素に歓声をあげていました。「光の万華鏡」では、分光シートを使用した万華鏡を技術職員の説明を聞きながら作り、光が七色に見える様子を楽しんでいました。
 

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 「人工イクラ」では、本来のイクラや人工イクラの説明を受けた後、実際にスポイトを使ってカラフルな粒をたくさん作り、発泡スチロールで出来たシャリを使って思い思いの軍艦巻を作っていました。「色を分けよう」では、一色に見える色の成分がいくつもの色に分かれることに興味深げに見入っていました。
 

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