トップページトピックス平成27年度鹿児島大学農学部地域連携ネットワークプロジェクト「成果報告会」を開催 

平成27年度鹿児島大学農学部地域連携ネットワークプロジェクト「成果報告会」を開催 

[記事掲載日:16.02.19]

 1月29日、農・獣医共通棟101講義室において、農学部地域連携ネットワークプロジェクトに係る「成果報告会」が開催され、鹿児島県農政部長を初め、鹿児島県(遠くは大島支庁)、市町村、企業関係者、本学教職員など、100名を超える参加がありました。
 
 本プロジェクトは、昨年8月、農学部と地域の行政や地場産業、関連団体等との連携を強化し、地域の農業、林業、畜産業を取り巻く課題の解決に資することを目的として、鹿児島県関係部、市町村関係団体、農林水産及び食品加工に関わる団体等とともに、「鹿児島大学農学部地域連携協議会」を設置し、始まりました。
そして、この協議会の下、鹿児島全県下、7地域(鹿児島、南薩、北薩、姶良・伊佐、大隅、熊毛、大島)に分け、地域ごとの鹿児島県地域振興局・支庁や関係市町村、本学かごしまCOCセンター等と連携し、地域懇談会・現地視察等を重ねながら、地域課題を掘り起こし、解決する方法で、本学教職員が大学の外に出て、地域へ出向き、直接、地域課題に向き合い、対応する、という積極的な地域連携事業を学部をあげて展開しており、今回が初めての成果報告会となります。
 
 成果報告会では、はじめに、前田芳實学長から「プロジェクトの発展が「地域社会の発展と活用化への貢献」(鹿児島大学憲章)、鹿児島県と鹿児島大学の未来につながる。」と挨拶がありました。続いて、「プロジェクトの活動の全体報告」を農学部の枚田邦宏教授(プロジェクト責任者)が、「地域懇談会活動報告」を加治屋勝子講師(南薩地域責任者)、河野澄夫教授(熊毛地域責任者)が、さらに、「地域課題の活動事例」として、「湧水町におけるアーモンド栽培とその将来性」と題して、山本雅史教授(研究代表者)が報告を行いました。
 その後、質疑応答が行われ、会場から多くの質問が寄せられ、盛況な中、岩井久農学部長挨拶で閉幕しました。引き続き行われた意見交換会にも多数の方が参加し、プロジェクトに関する活発な意見交換がなされました。
 
(写真上:開会挨拶を行う前田学長) 
(写真下:全体報告を行う枚田教授)

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