トップページトピックス鹿児島大学×鹿児島コミュニティシネマPROJECT vol.5「映画監督という仕事――平山秀幸との対話」を開催しました

鹿児島大学×鹿児島コミュニティシネマPROJECT vol.5「映画監督という仕事――平山秀幸との対話」を開催しました

[記事掲載日:16.04.26]

 

 4月23日、鹿児島大学学術研究院法文教育学域法文学系中路武士研究室では、映画監督の平山秀幸さんと法文学部講義室において、「鹿児島大学×鹿児島コミュニティシネマ Project vol.5」のトークセッション「映画監督という仕事――平山秀幸との対話」を行いました。地域の方々や学生・教職員約100名が参加しました。
 平山監督が日本映画監督協会新人賞を受賞した『ザ・中学教師』(1992年)の上映後に行われた中路准教授と平山監督のトークセッションでは、上映作の制作背景や演出の方法論の話から始まり、学生時代の映画漬けの日々、下積みの助監督時代の仕事、監督になってからの作品への取り組み方、小説と映画およびテレビドラマと映画の違いなどをめぐって、様々なトピックが語られました。質疑応答では、数多くの手が挙がり、素朴な質問から専門的な意見まで活発な対話が行われました。最新作『エヴェレスト 神々の山嶺』(2015年)の撮影秘話なども披露され、参加者は映画上映と合わせて4時間近くに及ぶセッションを堪能しました。
 
 「鹿児島大学×鹿児島コミュニティシネマ Project」は中路研究室と鹿児島コミュニティシネマの共催イベントとして行われています。中路准教授は、クリエーターとのトークセッションにより、現場の創造行為を紐解き、作り手と学生、大学と地域を有機的につないだメディア文化を育んでいくことを目指し、鹿児島コミュニティシネマはガーデンズシネマにてトーク付き上映などを行い、鑑賞の機会を提供しています。vol.6を本年度後期に企画しています。
 
(写真:トークセッションの様子、左から中路准教授、平山監督)
(写真:会場の様子)
 
※これまでのトークセッション
  vol.4 映画監督・濱口竜介さん(2016.1.28~1/30)
 

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