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産学官連携黒膳プロジェクト「鹿児島の黒~美味食のススメ」を開催

[記事掲載日:16.09.09]

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 9月6日「クロの日」に、城山観光ホテルで「『鹿児島の黒』美味食のススメ~薩摩黒膳の夕べ」が開催されました。これは城山観光ホテルと鹿児島大学が共同で主催したイベントで、「黒」を特徴とする鹿児島の食材の魅力を紹介したものです。
 前田芳實学長の開会挨拶に続き、本学OGの樺山美喜子KKB鹿児島放送編成業務部長の司会で第1部パネルディスカッションが行われました。鹿児島の食材の機能性を研究する研究プロジェクト「黒膳研究会」から、侯德興農学部教授が「黒食材の機能性と黒膳の定義」、乾明夫医歯学総合研究科教授が「医学的応用の研究と可能性」、改元香鹿児島女子短期大学講師が「機能性を損なわない調理法」を発表しました。また、村山葉月はつき皮膚科クリニック院長が、アンチエイジングに食材が果たす役割を説明しました。
 第2部特別招宴では、東清三郎城山観光株式会社代表取締役社長の挨拶に続き、三反園訓鹿児島県知事が来賓として「鹿児島のPRを目的として行われる産学官連携プロジェクトを頼もしく思います」と挨拶されました。また、本学の伊牟田均監事から協賛企業への謝辞が述べられました。
招宴には城山観光ホテルがこの日のために創作した、鹿児島の黒食材をふんだんに使った和食特別会席が饗され、約400名の参加者は次々に登場する料理と飲物を楽しみました。
鹿児島の食材の魅力を研究者の発表と美味しい料理で紹介する取り組みは盛会裏に終了し、本学の産学官連携活動にも新たな契機となりました。
 
(写真上:開会挨拶の様子)
(写真下:シンポジウムの様子)