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公開研究会「映画をとおしてみるシンガポール社会」を開催

[記事掲載日:16.09.13]

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 9月9日、学術研究院法文教育学域法文学系(法文学部人文学科)中路武士研究室では、法文学部講義室において、立教大学アジア地域研究所特任研究員の盛田茂氏を招き、公開研究会「映画をとおしてみるシンガポール社会」を行いました。一般の地域の方々を含め、学生・教職員約20名が参加しました。
 盛田茂氏より、著しい経済発展のなか、様々な社会的問題を抱えるシンガポールの現状についての詳細な説明と具体的な映画作品の紹介があり、この多民族・多言語・多宗教の都市国家の映画史や産業形態、検閲や政策をめぐる文化政治の分析が展開されました。参加者から、シンガポールにおける映画やメディアの高等教育の実情について、また映画作品における劇中歌の解釈について、さまざまな疑問やコメントが提示され、中路准教授の司会・進行のもと活発な議論が交わされました。
 
 
(写真上:盛田氏による説明)
(写真下:公開研究会の様子)