トップページトピックスアジアの学生と交流「鹿児島の自然と災害から環境保全を学ぶ」(JSTさくらサイエンスプラン)

アジアの学生と交流「鹿児島の自然と災害から環境保全を学ぶ」(JSTさくらサイエンスプラン)

[記事掲載日:17.03.14]

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 鹿児島大学グローバルセンターでは、日本科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」により、3月5日~11日にインドネシアのアンダラス大、ボゴール農科大、バンドン工科大、マレーシアのサバ大から学部生7名と大学院生3名を招へいし、交流事業「鹿児島の自然と災害から環境保全を学ぶ」を行いました。
 
 3月6日、7日の両日は、5回の講義で日本の文化、鹿児島の自然と環境、水銀汚染問題、自然保護区の管理問題、桜島の自然についての基礎的な知識を得てもらい、日帰りの桜島見学では、火山の自然とそこに暮らしている人々の生活を観察しました。
 3月8日は新幹線で水俣に行き、水俣病総合研究センターと水俣病資料館の見学により、水俣病の状況を理解してもらい、移動先の出水市では、ツル観察センターで増加したツルの問題についての考察し、武家屋敷で日本の伝統的な建物の観察を行いました。
 3月9日は鶴田ダムと曽木の滝を見学、川内川の洪水対策について視察し、えびの高原では国立公園の管理について考えました。
 最終日の3月10日は尚古集成館と仙巌園を訪問し、世界遺産になった明治の産業革命遺産を見学しました。
 
 全員が初来日の学生でしたが、これを機会に、今後も留学などにより本学との交流が続く事を期待しています。
 
 詳細は、鹿児島大学グローバルセンターHP掲載記事をご参照ください。
 http://www.gic.kagoshima-u.ac.jp/sakura/Index.html 
 
 
(写真 さよならパーティ)