トップページトピックス医用ミニブタ・先端医療開発研究センターに寄附講座「高生体適合性医療機器・臓器開発講座」を設置

医用ミニブタ・先端医療開発研究センターに寄附講座「高生体適合性医療機器・臓器開発講座」を設置

[記事掲載日:17.08.29]

 研究推進機構医用ミニブタ・先端医療開発研究センターでは、社会医療法人白光会白石病院、日本ゴア株式会社、ニプロ株式会社、株式会社カネカメディックス、株式会社ジェイ・エム・エス、有限会社中央医科器械からの寄附により、寄附講座「高生体適合性医療機器・臓器開発講座」を設置しました。
 
 本寄附講座は、現在、鹿児島大学に置かれる7件の寄附講座の一つとなります。設置期間は、平成29年6月1日から平成34年3月31日までの5年間で、総額1億円の寄附金を受け入れます。7月24日には寄附講座が設置される本学稲盛アカデミーにおいて、関係者臨席のもと武隈晃稲盛アカデミー長の祝辞に始まる内覧会を開催いたしました。
 
 本寄附講座では、慢性腎臓病に対する安全かつ高品質な治療法の開発と臨床化を主な目的とし、血液透析医療に適した高い生体適合性を有する医療機器や、生体代用臓器の開発、あるいは既存の医療機器を用いた治療に付随するさまざまな問題に対する新規治療法の開発を目指した臨床研究および前臨床研究を行います。血液透析臨床医療における問題点把握と既存医療機器の課題把握、および既存の医療機器の課題を克服するための新たな医療機器開発や既存医療機器の課題の克服戦略を前臨床研究により確立し、産学協力型の前臨床研究体制の確立と臨床医療での実践を目指します。
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