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鹿児島大学若手研究者によるサイエンスカフェかごしまを開催

[記事掲載日:18.01.30]

 1月21日に、鹿児島市の音楽館Rainでサイエンスカフェかごしまを開催しました。
 「サイエンスカフェかごしま」は、鹿児島大学若手教員有志により構成されており、カフェなど気軽に語り合える場所で、一般市民と科学者・研究者を繋ぎ、科学の社会的な理解を深める新しいコミュニケーションの手法として開催しています。
 13回目となる今回は、愛媛大学宇宙進化研究センターの長尾透教授が「様々な銀河たち」と題して、宇宙138億年の銀河の歴史がどのように進化を遂げてきたのかについて講演を行い、教職員をはじめ銀河や宇宙に興味を持つ親子連れなど40名が参加しました。
 
はじめに、本学理学部の中西裕之准教授から長尾教授について紹介がありました。
 講演では、広大な宇宙には何千億の銀河が存在し、それぞれ個性的な姿で存在していることや、宇宙138億年の歴史の中で、この銀河がどのように進化したかなどをわかりやすく説明されました。また、2027年頃に完成する日本・米国・中国・カナダ・インドの5カ国による超大型望遠鏡「TMT(Thirty Meter Telescope)」の開発プロジェクトについても説明がありました。
 
 講演後の質疑応答では、「ブラックホールに吸い込まれないか」、「地球に巨大な隕石が降ってくることはないか」など興味深い質問があり、満席の会場は大いに盛り上がりました。
 
 
(写真上:左から 中西准教授と長尾教授)
(写真中:会場の様子)
 

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