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鹿児島県多文化共生推進ネットワーク第5回勉強会を開催

[記事掲載日:18.08.01]

 7月26日に鹿児島県多文化共生推進ネットワーク第5回勉強会を開催しました。 
 (本事業は、トヨタ財団2017年度国内助成プログラム<しらべる助成>「鹿児島の多文化共生基礎調査ー在留外国人も共に主体となる地域づくりへー」(申請代表者:酒井佑輔[法文学部法経社会学科地域社会コース])の助成を受けて実施しています。)
 勉強会では、総合教育機構グローバルセンターに所属し、国際関係論やイラン地域研究を専門にする森田豊子先生から、阪神淡路大震災が発生した際の外国人の置かれた状況や課題、外国人支援体制の構築とその拡充、80年代末から90年代前半にかけて来日したイラン人の置かれていた状況、大学がムスリムフレンドリーを進める上で抱える課題等に関して報告がありました。参加者からは、「ハラールやイスラムの基本的なことを知れて良かった」や「日本でのイラン人に対する扱いにショックを受けた」「ハラール料理をもっと鹿児島で広めたい」等の感想が出ました。
 勉強会の後半では、鹿児島県では初の試みとなる、鹿児島県全市町村を対象にした国際交流・多文化共生に関するアンケート調査の回答結果を踏まえ、分析方法等について確認がなされました。
 
(写真:勉強会の写真)
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