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鹿大と琉大 産学連携活動に関する連携協力協定締結

[記事掲載日:18.09.04]

■□南九州・南西諸島域共創機構が琉球大学地域連携推進機構との産学連携活動に関する連携協力で協定締結□■

 8月31日、鹿児島大学南九州・南西諸島域共創機構は、国立大学法人琉球大学地域連携推進機構との産学連携に関する協力推進に係る連携協定を締結しました。

 本協定は、両機構が有する資源やネットワークを共有・活用することによって、相互に地域社会(特に南西諸島域)に対して研究シーズや特許情報の発信や共同研究等のマッチング促進等による研究成果の効果的な還元を通じて、地域社会の発展や地域産業の振興に寄与することを目的としたものです。琉球大学本部で行われた締結式では、髙松英夫南九州・南西諸島域共創機構長(理事・副学長(研究担当))と須加原 一博琉球大学地域連携推進機構長(理事・副学長(地域連携・地域医療・キャンパス移転担当))による協定書への調印が執り行われました。

挨拶の中で、須加原機構長は「両大学の資源を活用し、相互補完しながら地域産業の活性化に貢献したい」と連携に対する期待を述べ、髙松機構長は、「共通の地域(フィールド)である南西諸島域の地域イノベーションの創出による地方創生に寄与していきたい」と今回の協定締結に際しての抱負を述べました。

 両機構は、今回新たに構築した鹿児島大学・琉球大学 研究シーズ/特許情報検索システム「SearchKURU(サーチクル)」(※)のWebページへの掲載を皮切りに、今後連携協働して南西諸島域における産学連携活動を推進していく予定です。

 また、南九州・南西諸島域共創機構は、今回の連携協定締結を機に、今年度から取り組んでいる「南九州・南西諸島域の地域課題に応える研究成果の展開とそれを活用した社会実装による地方創生推進事業」(文部科学省による運営費交付金等による重点支援)の更なる推進を図ることとしています。

 

※「SearchKURU(サーチクル)」

http://www.rdc.kagoshima-u.ac.jp/searchkuru/

 

(写真:左から(鹿児島大学)前田産学・地域共創センター長、髙松機構長、(琉球大学)須加原機構長、屋産学官連携部門長)

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