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台北教育大学生と鹿大教育学部生が教育実習で交流

台北教育大学生と鹿大教育学部生が教育実習で交流
(「国立台北教育大学教育実習 in 鹿児島~鹿児島大学教育学部附属中5年目の実践~」)
 
 鹿児島大学教育学部附属中学校では、国立台北教育大学からの教育実習生受入れを開始して、5年目を迎えます。
 本年度は国立台北教育大学生8名、鹿児島大学教育学部生71名が、9月5日から19日まで一緒に教育実習を行いました。
 この実習において、附属中学校英語科では「協働型教育実習」と題した台北教育大学生と鹿大教育学部英語科学生のグルーピングを行い、学生も教師も英語でのコミュニケーションを基本に、単元構成や1単位時間の展開、生徒理解の重要性など日本の英語教育の柱となる部分を理解させながら、附属中学校の授業スタイルを徹底して指導しています。また、実践授業の中では鹿大教育学部生とのTeam Teachingも取り入れ、将来体験するであろうALT等との授業を想定した授業づくりを行っています。
 普段から英語で講義を受け、英語を使用する機会の多い国立台北教育大学生と、鹿大教育学部英語科の実習生とでは英語力の差は大きいですが、スキルや知識だけでなく、多様な視点をもちながら、附属中生徒と向き合い、道徳的価値や人格形成を総合的に行おうとする鹿大教育学部学生の指導観は、国立台北教育大学生にとっても学び多き部分であり、互いの良さを組み合わせたり、補完したりしながら、互いの責任と協力心を大切にして行う実習は大きな成果を得ていると強く実感しています。
 また、実習期間中の総合的な学習の時間では、附属中1年生を中心に異文化理解を通して、世界の様々な問題に向き合い、課題を見出していく「アジア・フレンドシップ・プロジェクト」と題した取組が継続的に行われました。互いに異なる文化背景を基に、それぞれの良さや共通点を見出し、新たな考えを見出していく取組は、教科の枠を超えて「学びに向かう力」を育むことにもつながっています。
 わずか14日間の教育実習ですが、学生にとって互いに学び多き時間であるとともに、附属中生徒にとっては英語や異文化への興味・関心を強く持てる貴重な経験の場となっています。
 附属中学校英語科では、台北教育大学実習生の帰国後もインターネット電話やE-mail等を通して、協働的な言語活動に取り組んでおり、附属中生徒にとっては英語を使ってコミュニケーションを図る手段の一つとなっているとともに、英語が新たな考えやものを創り出していくためのやりとりに必要な道具の1つであることを再認識する機会となっています。また、実習期間内にホームステイを取り入れることで、今後に向け更なる開かれた教育課程の実現に繋げていけないかを模索しています。
 
(写真:台北教育大学生による英語での教育実習)
 

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