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ベルリンの壁崩壊30周年特別講演会を開催しました

[記事掲載日:19.11.08]

 10月31日、ベルリンの壁崩壊30周年特別講演会を開催しました。
 今年はベルリンの壁崩壊から30年という節目の年にあたります。この節目において、本学では法文学部が中心となり、記念企画を実施しました。10月11日開幕の「ベルリンの壁崩壊30周年記念パネル展」に続き、10月31日には大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館のヴェルナー・ケーラー総領事と元朝日新聞ベルリン支局長・国際本部長の亘理 信雄(わたり・のぶお)氏をお招きして特別講演会を開催しました。
 
 講演に先立ち、ケーラー総領事と亘理氏は、法文学部生との懇談を行いました。懇談に参加したのは、ミュンヘン大学(ドイツ)への留学経験者や留学予定者など8名です。学生らははじめ緊張した様子でしたが、にこやかに尋ねる総領事に答える形で、ドイツで気づいた日本とドイツの生活や習慣の違いなどを語りました。また総領事に対して、日本の生活で困ったことや、総領事のご専門である歴史を学ぶ意味などを質問するなど、和やかな懇談となりました。
 
 
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法文学部生との懇談の様子
 
 
 その後、ケーラー総領事と亘理氏は佐野 輝学長を表敬訪問しました。表敬の様子はこちらをご覧ください。
 
 特別講演会は法文学部にて実施され、学生・一般市民を含む84名が参加しました。中島 大輔法文学部教授による挨拶の後、亘理氏が「ベルリンの壁崩壊を目撃して」と題し講演を行いました。亘理氏は朝日新聞社に入社後、鹿児島支局での勤務を経て、1985年から中東キプロス・ニコシアに駐在。1989年11月9日、派遣先のベルリンで壁の崩壊を目撃しました。歴史的な瞬間を目の当たりにした亘理氏の実体験に基づく話に、参加者らは熱心に耳を傾けていました。
 
 
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亘理 信雄氏による講演
 
 
 続いてケーラー総領事による講演「30年前の壁崩壊と今日のドイツ-切り離された国が再び一つになる過程」が行われました。総領事は壁崩壊後の統一ドイツの歩みについて、所得や生産性、失業率、出生率など具体的な資料をもとに、いかにこの30年で東西の格差が縮まっていったか、また今なお残る心の「壁」を利用して極右が旧東ドイツで勢力を伸ばしている状況を解説されました。
 
 
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ヴェルナー・ケーラー総領事による講演
 
 

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