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奄美大島における「リュウキュウアユ」の食性を11月に学術誌で発表

[記事掲載日:20.09.11]

 この度、水産学部の久米 元准教授が、世界自然遺産の登録を目指す奄美大島の河川のみに生息する環境省絶滅危惧種指定「リュウキュウアユ」の非常に興味深い生態知見を明らかにし、その研究成果が2020年11月に「魚類学雑誌」に掲載されることとなりました。
 
 本研究成果は、久米准教授が、奄美大島の3河川でのリュウキュウアユの摂餌調査において、屋久島以北に広く生息しているアユとは異なり、ほとんど付着藻類を摂餌できていないことを明らかにしたもので、これは、リュウキュウアユが非常に過酷な餌環境条件下で生活していること、生息している奄美大島の河川では生産性が低いことを意味しています。
 
 久米准教授は、奄美大島の世界自然遺産登録と同様に、奄美大島の河川のみに生息するリュウキュウアユを守っていく取組が必要と考え、引き続き、リュウキュウアユの個体数の増減を引き起こす要因について調査を進め、生物の多様性を守るための適切な保全策を提言できるようにしたいと語っています。
 
 
 
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縄張りを守るリュウキュウアユ
  
 
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川底の藻類を食すリュウキュウアユ