トピックス

>トップページ >トピックス >理工学研究科 中西裕之准教授が2019年度欧文研究報告論文賞を受賞

理工学研究科 中西裕之准教授が2019年度欧文研究報告論文賞を受賞

[記事掲載日:20.09.09]

 2020年9月9日に開催された日本天文学会2020年秋季年会において、理工学研究科物理宇宙専攻の中西裕之准教授が出版した論文が、2019年度 欧文研究報告論文賞を受賞しました。
 欧文研究報告論文賞とは、欧文研究報告 (Publications of the Astronomical Society of Japan ) に、原則として過去5年以内に掲載された論文の中から、 独創的で天文学分野に寄与の大きい、特に優れた論文の著者(共著の場合はすべての各共著者)に対し授与されるものです。
 今回受賞の対象となった論文のタイトルは、”Three-dimensional distribution of the ISM in the Milky Way galaxy. III. The total neutral gas disk”、著者はHiroyuki NAKANISHI and Yoshiaki SOFUE、Publications of the Astronomical Society of Japanより2016年に出版されました。 
 この論文は最新のHI 輝線、CO 輝線のサーベイデータと回転曲線を元に、銀河系の全中性ガス成分の3 次元分布や全質量等を含む銀河系の基本的物理量を明らかにしたもので、多くの論文で被引されていること、論文中で示された天の川銀河の構造に関する図が各種教科書で使用されていること等、教育的な効果が評価されこの度の受賞となりました。
 
 本受賞理由についてはこちら
 
 日本天文学会ホームページ:http://www.asj.or.jp/
 
 なお、受賞した中西裕之准教授は、去る8月5日に本学で開催しました令和元年度鹿児島大学ベストティーチャー賞の授賞式にて、ベストティーチャー賞を受賞したお一人です。授賞式の様子はこちらをご覧ください。
 
 
 
 
20200909oubunpic1.jpg
論文中で示された天の川銀河の構造
(緑色は水素分子ガスの分布、赤色は水素原子ガスの分布を示す)