トップページトピックス【産地共】奄美群島および種子島にて「サトウキビ農業のスマート化に向けた衛星画像の利活用促進出前講座」を開催

【産地共】奄美群島および種子島にて「サトウキビ農業のスマート化に向けた衛星画像の利活用促進出前講座」を開催

[記事掲載日:20.11.26]

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 9月中旬から11月上旬にかけて、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の奄美群島5島および種子島において、「サトウキビ農業のスマート化に向けた衛星画像の利活用促進出前講座」を開催しました。本講座は、産学・地域共創センターが2018年から取り組んでいる徳之島におけるサトウキビ農業のIoT化によるスマート農業プロジェクトの一環として行われました。これは、衛星画像を利活用して徳之島をはじめとする奄美群島のサトウキビ農業の効率化・省力化を目指すものです。
 9月18日の喜界島(喜界町)を皮切りに全12回の講座を開催し、主に地元自治体や製糖会社、JAの方々で、延べ93名の参加者がありました。講座では、はじめに徳之島でのプロジェクトの概要、続いて衛星画像の閲覧方法を説明し、最後に農学部神田英司准教授による衛星データ利活用講座(リモートおよび動画)を行いました。
 
 
 
 詳しくは産学・地域共創センターHPの活動報告をご覧ください。
 アンケートによると、参加者の多くが衛星画像の利活用に興味をもっている一方で、導入にはハードルが高いと感じていることがわかりました。産学・地域共創センターでは、今後も本プロジェクトの普及・推進、および南西諸島域の地域課題解決に努めてまいります。
 
 
 
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徳之島全域の衛星画像(2020/10/25撮影)
 
 
 
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セミナーの様子
 
 
 
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神田 英司 准教授によるWeb講演の様子