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役職員らが防災訓練及びBCP災害対策本部設置訓練を実施

[記事掲載日:20.12.14]

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 12月11日(金)、「令和2年度鹿児島大学防災訓練」を実施し、学長・理事・職員らが参加しました。
 
 この訓練は、地震、風水害その他の自然災害並びに火災等の災害発生時において、教職員が一体となり、迅速かつ的確な災害応急活動ができるよう防災体制の確立を図るとともに、防災意識の高揚と防災技術の向上を図ることを目的として、毎年実施しているものです。
 
 今回の訓練は、震度6強の地震及び火災が発生した状況を想定し、本学の事務局自衛消防組織編成表に基づき編成された総務班、消火班、避難誘導班等の各班の役割等が定められた「令和2年度防災訓練マニュアル」に従って実施しました。
 
 訓練は、第1部として避難訓練、模擬消火訓練及び情報伝達訓練、第2部として消火器取扱訓練及び救助用工具取扱説明を実施し、訓練実施後には、訓練を指導いただいた鹿児島市消防局甲南分遣隊から講評があり、佐野 輝学長からは、災害はいつ起きるか分からないので、日頃から備えておくことがたいへん重要だということを再認識する良い機会となった旨挨拶がなされました。
 
 
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カラーコーンを火災に見立てた消火器取扱訓練
 
 
 
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鹿児島市消防局甲南分遣隊による救助用工具の取扱説明
 
 
 
 さらに、今年度から新たに、第3部として、本学における災害発生時及びそれに備えた平時の具体的な行動計画として策定した「国立大学法人鹿児島大学事務局防災・業務継続計画(略称:本部BCP)」に則ったBCP災害対策本部設置訓練を実施しました。参加者は、災害発生時に災害対策本部が設置される事務局2階第一会議室及び共通教育センター分室が設置される共通教育棟1号館2階就職セミナールームにそれぞれ集合し、BCPに定められた各班のミッション、重要業務・役割分担、アクションファイル等について、緊張感を持って真剣に作業に取り組んでいました。
 
 また、同日、併せて安否情報システム(ANPIC)を利用した、総務班担当者による教職員・学生との安否確認の送受信訓練も実施しました。
 
 
 
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災害発生時の業務や役割分担を確認する職員ら