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【連合農学研究科】大学院生が沖縄島の深海から新種のハゼ科魚類を発見、ライテイハゼと命名

[記事掲載日:20.12.24]

 大学院連合農学研究科博士課程2年の藤原恭司さんは、沖縄島沖の深海に生息するハゼ科魚類の新種を発見し、Egglestonichthys fulmen(イグレストンイクチス フルメン)と命名しました。
 
 本報告は2020年12月21日に国際学術誌「ZooKeys(ズーキーズ)」で出版され、同時にE. fulmenに対して新標準和名「ライテイハゼ」が提唱されました。種小名のfulmenはラテン語で雷光を意味し、これは本種の体側面にある特徴的な明るい黄色のジグザグ模様に因み、また、ライテイ(雷霆)は激しい雷を意味し、種小名と同様、体の模様に因んで名付けられました。
 ライテイハゼは全長2.5 cmほどの小型のハゼで、上述の特徴に加え、眼が大きく、両眼の間隔が狭いこと、胸鰭の鰭条数が少ないことなどが大きな特徴です。本種は現在、沖縄島沖の水深250 mから採集された1個体しか知られておらず、深海に生息する小型魚類については、採集が難しいことから研究がほとんど進んでいません。今回の発見は深海域における魚類多様性の解明に向けた貴重な知見になると期待されます。
 
 
 
 
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ライテイハゼEgglestonichthys fulmenの写真(鈴木寿之氏提供)
 
 
Fujiwara, K., T. Suzuki and H. Motomura. 2020. A new species of Egglestonichthys (Teleostei, Gobiiformes, Gobiidae) from Okinawa Island, Japan. ZooKeys, 1006: 91–98.
 

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