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【法文】人々は東京五輪を予想以上に楽しんでいた?

[記事掲載日:21.09.13]

 法文学部人文学科心理学コースの榊原良太准教授と大薗博記准教授は、東京五輪開幕前の7月1日、7月15日、開催中の8月1日に継続的にアンケートを実施し、東京五輪に対する人々の感情がどのように変化していくか、それが開幕前の東京五輪に対する賛否によってどのように異なるかを検証しました。
 
 全国の2483名分のデータを分析した結果、人々は開幕前に予想していた以上に東京五輪を楽しんでいたこと、またその「心変わり」の傾向は、開幕前に東京五輪に反対していた人ほど大きいことなどが示されました。
 
 今回の調査は、人は自身の将来の感情を必ずしも正確には予測できないという「感情予測」という心理的現象に着目したものです。自国開催の五輪でありながら、国内の賛否が大きく分かれているという特殊な状況下でのデータは、「感情予測」研究に大きな示唆をもたらすだけでなく、国内での大規模イベントをめぐる社会全体の感情の動きの理解にもつながると考えられます。
 調査結果は、速報性を重視し、プレプリント論文としてPsyArxivにて公開されています。
 
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【論文情報】


〈著者名〉

榊原良太・大薗博記
 

〈タイトル〉

東京五輪は思ったよりも楽しかった? ―開催前の賛否に着目した感情の予測と実際のずれの検討―
 

〈DOI

10.31234/osf.io/dn54t

 

 

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