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防災訓練及びBCP研修を実施

[記事掲載日:21.12.14]

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 本学では、12月10日(金)に「令和3年度鹿児島大学防災訓練」を実施しました。
 
 この訓練は、地震、風水害その他の自然災害並びに火災等の災害発生時において、教職員が一体となり、迅速かつ的確な災害応急活動ができるよう防災体制の確立を図るとともに、防災意識の高揚と防災技術の向上を図ることを目的として、毎年実施しているものです。
 
 今回の訓練は、震度6強の地震及び火災が発生した状況を想定し、本学の事務局自衛消防組織編成表に基づき編成された総務班、消火班、避難誘導班等の各班の役割等が定められた「令和3年度防災訓練マニュアル」に従い実施。訓練は、第1部として避難訓練、模擬消火訓練及び情報伝達訓練、第2部として消火器取扱訓練及び救助用工具取扱説明を実施し、訓練実施後には、訓練を指導いただいた鹿児島市消防局甲南分遣隊から講評があり、本学の災害対策本部長である佐野輝学長からは、甲南分遣隊への謝辞と本日実施した防災訓練で学んだことを、「もしも」のときに活かすことができるよう備えておくことが必要であり、日頃から高い「防災意識」を持つことが大切である旨挨拶がありました。
 
 さらに、今年度は、第3部「BCP研修」として、実際に災害が発生した場合に、各々がどのような役割を担い、どのような対応が必要かを考え喫緊に発生しうる事態に迅速かつ的確に対応することができるよう、BCPの役割等についてあらためて確認し、今後、検討や見直しを行うにあたっての契機とするため、防災に関する専門家である本学共通教育センターの岩船昌起教授による講演「桜島大噴火における本学での事業継続を考える。-被災を最小限に、速やかに回復するために」がオンラインにより行われました。受講者は、「BCPの概念」、「事業継続の取組の流れ」、「桜島大噴火への対応」など、本学がいずれ直面する可能性がある大規模な災害を想定した講演の内容に真剣に聞き入っており、講演後も活発な質疑応答、意見交換が行われました。
 また、同日、併せて安否情報システム(ANPIC)を利用した、総務班担当者による教職員・学生との安否確認の送受信訓練も実施しました。
 
 
▼防災訓練の様子はこちら
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(鹿児島市消防局甲南分遣隊による講評)
 
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(挨拶する佐野 輝 学長)
 
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(BCP研修(第3部)の様子)
 
 

(関連)昨年度の様子はこちら