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【男女】令和3年度学長と女性教職員との懇談会を開催

[記事掲載日:21.12.24]

 本学男女共同参画推進センターは、令和3年11月26日に、「意思決定機関への女性の参画について~本学の現状から見た意見交換」として、学長と女性研究者8名、事務系女性管理職5名との懇談会を開催しました。
 はじめに、佐野輝学長から、女性教職員からの意見を聴く貴重な場として捉えている旨の挨拶があり、執行部における女性参画促進について紹介がありました。
 参加者からは、女性がステップアップしやすい仕組み作りや人事評価の見直しについての提案、女性リーダー育成機会の提供やライフイベント期のサポート充実の必要性について意見が出されました。また、海外のような柔軟な働き方や研究専念できる環境の整備、研究者カップルの別居状態や分野によっては女性が少ない状況下での支えともなる女性同士のネットワークの必要性など、個々の事情に応じた切れ目のない支援の必要性について意見が出されました。また、管理職になるメリット等を女性に伝える機会の提供、女性自身が意思決定機関への参画に対して積極性な姿勢を示すことの必要性も意見として出されました。
 懇談会には、馬場昌範研究担当理事、石窪奈穂美特命担当理事、田頭事務局長等の参加もあり、女性の活躍への期待、個別に対する自由度とそれに対する組織のしなやかさ、誰もが働きたくなる職場環境作りの必要性なども語られました。
 学長からは、女性の多い医学分野や留学経験から職場と家庭の意識改革が必要であることや今回は現場の生の声を聴くことで様々な考え方を受け止める機会となったこと、また、小1の壁等への保育支援も含めた大学として出来ることを着実に増やしていきたい、とのコメントがありました。
 男女共同参画推進センター長である越塩俊介総務担当理事から、女性の参画を促進させ次のステージに繋げる貴重な機会となったこと、教職員の幸福度アップには女性の参画や多様性は必須であり、今回の意見等を踏まえて個別支援と全体対応を充実させていくとの閉会挨拶があり、意思決定機関への女性参画、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを一層推進する有用な機会となりました。
 
 
 ▼懇談会の様子はこちら
 
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(参考)男女共同参画推進センターHPはこちら