財務トップセミナーを開催

[記事掲載日：22.01.19]

　1月13日、文部科学省から講師をお招きした上でオンラインによる財務トップセミナーを開催し、本学の役員・教職員108名が参加しました。
　本セミナーは、第4期中期目標・中期計画期間を目前にし、本学が持続可能な社会の実現に向けて、第3期に引き続き南九州及び南西諸島域の「地域活性化の中核的拠点」としての機能を強化しつつ、自ら困難な課題に果敢に挑戦する「進取の精神」とグローバルな視点を有する人材を育成し、「南九州から世界に羽ばたくグローカル教育研究拠点」としての価値を高めるべく、国立大学が地域社会や国際社会に果たすべき役割を教職員で共有し、意識向上を図ることを目的として企画したものです。

　セミナーでは、文部科学省高等教育局国立大学法人支援課課長補佐の中田 幸志氏より、令和4年度予算（案）及び財政制度等審議会における議論についてご講演いただき、文部科学省が第4期において、国立大学に対する支援に関してどのような点を重視しているかについて、第3期からの変更点等も含めつつ、丁寧かつ簡潔明瞭に説明いただきました。さらに、今後の概算要求に向けたアドバイスをいただくとともに、鹿児島大学の強みや特色を発揮できるような経営改革に取り組むことへの期待を込めた熱いメッセージをいただきました。
　講演終了後は、佐野学長より今後の経営改革に向けた抱負が述べられ、第4期における国立大学の在り方を考える上で、役員・教職員にとって大変有意義なセミナーとなりました。

講演する 中田 幸志 国立大学法人支援課課長補佐

講演を視聴する参加者