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【水産学部】東町漁業協同組合との連携に関する協定書を締結

[記事掲載日:22.02.16]

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 水産学部は、漁家・養殖経営の改善に向けた実践的取り組みを強化するため、東町漁業協同組合と協定書を締結しました。
 この連携を通じて、実践的取組により地域活性化に寄与する事業を円滑に推進し、水産学部附属海洋資源環境教育研究センター東町ステーションを有効利用して、人材育成の場や機会、必要な知的資源の提供を行い、併せて水産学部が全面的にバックアップし教育・研究フィールドを共有・協働する事で、魅力ある水産業の発展を目指すこととしています。


【締結に至った背景】
 1968 年に東町漁業協同組合でブリ養殖業が開始され、1970 年に本学水産学部が水産実験所(現東町ステーション)を設立して以来、養殖天気図の作成や、東町(現長島町)立種苗センターの設置場所検討、環境保全型複合エコ養殖の研究、東町の事業である水産マイスター塾への講師派遣等、様々な面で連携を行なってきました。
 今回、町立種苗センターの指定管理者として東町漁協が選定され、東町ステーションに赤潮や魚病ウイルスの迅速診断を行えるリアルタイムPCR システムが導入されたのを機会に、漁家・養殖経営の改善に向けた実践的取り組みをさらに強化するために連携協定の締結に至ったものです。


【締結内容】
鹿児島大学水産学部及び東町漁協協同組合は、次の事項等について連携する。
(1) 水産学部東町ステーションの施設及び設備等の有効利用に関すること。
(2) 人材育成と知的資源に関すること。
(3) 養殖経営体を含む漁家の経営改善に資する実践的取組に関すること。