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【水産学部】線状降水帯のメカニズム解明に向け集中観測に参加

[記事掲載日:22.05.31]

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 鹿児島大学水産学部は、附属練習船「かごしま丸」を利用して、線状降水帯のメカニズム解明研究のために、東シナ海上の集中観測に参加します。


 この集中観測は、九州付近に流入して線状降水帯発生の主要因となる水蒸気量の正確な測定を行うと共に、黒潮の暖水域が東シナ海上の大気環境に与える影響を調べるもの。気象研究所が中心となり、本学を含めた大学等の14機関が連携して集中観測を実施し、そのデータを共有することで予測精度の向上に貢献することが目的です。

 本学は、文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot」と気象庁の連携のもとに、6月18日~7月3日まで、水産学部の乗船実習の一環として観測を実施する予定です。




詳細につきましては、以下をご覧ください。
【気象庁HP】
https://www.jma.go.jp/jma/press/2205/31a/SLMCS_AllJapan20220531.html