「奄美環境文化教育プログラム」開講式・ガイダンスを実施しました
[記事掲載日:22.11.02]
高等教育研究開発センター生涯学習部門では、10月23日、令和4年度「奄美環境文化教育プログラム」の開講式を開催しました。
この教育プログラムは、奄美群島在住もしくは移住予定の社会人を対象とするもので、奄美の自然や文化について幅広い知識を身に着け、仕事や起業に役立ててもらう事を目的としています。今年度は、奄美群島をはじめとする県内外の51人から応募があり、選考の結果、70代から10代までの36人が受講生として選ばれました。
開講式はZoomによるオンラインで開催し、岩井 久 企画・社会連携担当理事や来賓の新川 康枝 鹿児島県大島支庁長、第1期修了生、そして教職員、受講生など約40人が参加しました。
岩井理事、来賓の方々から激励の言葉をいただいた後、受講生を代表して、最高齢の東 克彦さん、最年少の市川 萌笑さんが挨拶しました。市川さんは「社会人1年目、喜界島暮らし1年目、地域おこし協力隊1年目。たくさんの1年目が同時にスタートする中、『学びたい』と思ったことを実際に学ぶことができる事への感謝を忘れずにいたい。ここで学んだ知識を仕事に活かし、島の魅力をたくさんの人に伝えていきたい」と、プログラムへの意欲を示しました。
開講式とガイダンスの後には、高等教育研究開発センター生涯学習部門の小栗 有子准教授による、第1回目の講義「奄美の環境文化入門」が開かれ、奄美の「環境文化」の意義と今後の可能性についてレクチャーしました。今年度は、約5か月の間、動画視聴による講義、オンラインを利用した遠隔授業、奄美群島の島々での現地実習といった多様なプログラムを実施します。スタッフ一同、皆さまの学びを全力でサポートして参ります。